前世は本当にあるのか?! 

実は私は自分が体験するまで前世などあるはずがないと思っていた一人であった。

しかし、その概念をくつがえさなければならなくなったきっかけが起こったのである。

それは一冊の本がきっかけであった。

米国精神科医ブライアン・L・ワイス著「時を越えたいやし」という前世療法の本である。私は夢中で一気に読んでしまった。強い衝撃と共にたった1冊の本でそれまでの概念が崩れてしまたのだ。 

その本には退行催眠から前世の記憶を話し始めたクライアントが心から癒され行く姿を事細かく記録されていたのです。 

「なぜ人間にはあらゆる苦しみが付きまとっているのだろう」 

「なぜ人間は病気をするのだろう」 

あらゆる病気、運命、悩み事は潜在意識に記憶されているという・・・・・ 

「前世体験に鍵が隠されている!!

と直感的に思った私は全くそれまで未知であった退行催眠というものに深く興味を抱いた。それからは毎日の様に妻を退行催眠で前世の記憶を誘導し実際に本に書いてあった事が実感として自分に伝わり「これは本当だったんだ!」と感動の連続であった。

それまで妻は内膜症、貧血、腰痛、肩こり等で長年悩んでいたが嘘の様に治ってしまったのだ。衝撃と感動と不思議という複雑な思いが同時に私の内部で起こっていた。 

こんなに凄いこと、もっと他の苦しんでいる人々に何とか伝えたい衝動にかられずにはいられなかった。 

はて・・・・・・世の中に広げるのに何か良い方法はないものか・・・・・

まずは自分の友人知人など同じように悩みを抱えている方々に退行催眠を体験してもらうべく誘導に応じて頂いた。

 しかし、ここで重要な疑問が出てきたのだ。それは催眠にかかる人とかからない人がいると言う事実だ、と同時に病気に悩んでいる人を催眠に誘導するのには問題が有るということだ。

 何とか催眠を使わずに悩んで居る人々の前世を透視できないものか・・・・・・

 再度妻を誘導してみることにした。なんとこれが的中して他人の前世体験が透視でわかるようになってしまったのだ。

 それからというものどこで聞いてくるのやら奉仕でやっていたこともあって多くの人々が訪れるようになり朝から晩まで多忙な毎日が二年ぐらい続いた。

 そんなある時、妻が心身ともにどんどん疲労していき子供達ともろくにコミュニケーションが取れずに家族を犠牲にしていることに私はハタと気が付いた。

しかし、それとはよそに連日わらをもつかむやっとの思いで私を訪ねてきて下さる方々にもできる限りのサポートをさせていただきたい気持ちとの葛藤に苦しんだ。これがきっかけとなり前世透視療法を有料で行う事にした。この一つの区切りで冷やかしや好奇心だけの人たちはパッタリ縁がなくなり本当に切実な方々のみとなっていった。有料にすることに随分悩んだが結果クライアントの方々も更に当方の指導をきちんと行ってくれるようにもなりいろいろなところで思いがけない相乗効果もあり、今では良かったと思っている。 

それからというもの、前世は存在するしないなどの議論とは関係なく実際に病気が治り、癒され、悩み事が解決し、明らかに人生の修正がなされたのは事実であり、クライアントの過去から未来まで透視できる能力というものを心から賞賛している。あの時までは前世など信じていなかった私がなのだ・・・・・・・(笑) 

妻が持っている能力は全ての人間に持っていると私は思います。ただ開発されるきっかけが無いだけであり、現在の科学中心という一つのとらわれた固定観念が「前世」いう言葉と未知の世界を科学的認識のみでガチガチになっている為に真実を受け入れるスペースが出来ないだけだと思っています。

 

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